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国際学会(韓国)

大学院の思い出の一つに国際学会があります.私が初めて行ったのは韓国の延世(ヨンセ)大学です.日本の大学でいうと慶應くらいだというのを向こうの韓国の学生から聞きました.私は韓国語を話せませんので会話は英語です.私のつたない英語でも何とかなりました(;・∀・)

周りの友人たちはあまり国際学会に参加しませんでしたが,やはり色んな国の人たちと会うのは有意義なので語学が多少苦手でも参加するのを勧めます.韓国に行く旅費は向こうの大学が負担してくださいましたので,金銭的にもお得でした.大学院のときに海外の学会には計4回ほど行きましたが,私が旅費を払ったことはありません.このことはまた別の機会に書こうと思っています.

話を韓国の国際学会に戻りますが,参加してみて少しでも話が理解できたのは自分の指導教官くらいでした.まだ修士1年ということもありましたが,難しい数学の内容を英語で聞くのはやはり厳しい… 一緒に参加した韓国の学生に

私「今の話理解できた?」

韓国学生「いや全く」

少し安心した私がいますが,もちろん優秀な学生もいて,インドネシアのある学生さんは発表の後に質問しておりました.

国際学会に参加しない大きな理由の一つに,どうせ行っても理解できないのだから行かない人が多いように思われます.私も最初は理解できませんでしたが,その学会で最先端の情報,つまり未解決問題や今の取り巻く状況などを知ることはできました.他にも同じ研究者との繋がり等もあります.

学会で一番仲良くなったのは東ヨーロッパの人で,学会の後日本の友人と一緒に焼き肉を食べに行きました.高校程度の英語でも何とかなるもんです.ちなみに私は辛い物が苦手なので大学の食堂ではキムチ抜きの冷麺を食べました.基本的に本場の韓国料理は辛いのであまり韓国料理は楽しめなかったかな.一番記憶に残ってるのは韓国カラメル焼き(ポッキ)くらいでしょうか.昼食はインド人が経営しているカレーでしたし.

学会以外では基本的に自由ですので,周りの友人はアカスリや観光を楽しんでいました.学会の主催者側は観光ツアーも用意してくれたのですが,初めての国際学会で疲れていたのでホテルで寝ていました.今考えると少しもったいなかったかも.

宿泊した場所は大学内にあるホテルで設備は立派でしたし,最後の夜の夕食は高級ホテルでもてなしを受けました.基本的にそれなりの国際学会ではそれなりのおもてなしを受けられるようです.

韓国の国際学会で別の出席者から今度の夏にシンガポールでサマースクールがあるから来ないか誘われたので,友人と早速行くことを決めました.この続きは別のブログ記事で